ローコストで夏涼しく冬暖かい家づくりブログ

夏涼しく冬暖かい家に憧れて、ローコスト住宅でうっかり営業マンと一緒に精一杯の知識を振り絞り家を建てました!結果、ローコストでいい家です。DIYなどもして高気密高断熱の家を目指しています! 最近は家庭菜園なんかを始めて、のほほんと暮らしています。

空き家に4年住んでみた体験談を語ります!


空き家に4年住みました

子供を妊娠したキッカケで、狭いアパートから

空き家だった4Kの平屋に引っ越しました。

子供の幼稚園が決まるタイミングで

新しく家を買ってまた新しい家に引っ越したのですが、

空き家だった家に家族で住んだ4年間

書いていこうと思います。

思い出の家だった

空き家になる前は、

私のひいおばあちゃんがずっと住んでいました。

両親の持ち家なので、家賃は0円でした。

ひいばあちゃんが施設に入ってから

15年の空き家期間があり、

親戚のおじさんが3年ほど住んで、

また2年間空き家になり私が住みました。

私が産まれてから4歳5歳くらいまで

住んでいた思い出のある家でした。

柱には当時の身長の記録やラクガキが残っていて、

まだ幼かった記憶の中には、ここで寝てたな、

ここでみんなでご飯を食べていたなと、

ちゃんと思い出が残っていました。

また、家は父が子供の頃からあったようで、

築65年以上は経過しており、

めちゃくちゃ古い家でした。

見た目だけでなく、床もベコベコの部分があり、

キッチン横の勝手口の隙間からは外が見えました。

冬は極寒だった

察しはついたと思うのですが、

冬は当たり前のように極寒でした。

間取り的に日当たりは悪く、南側には外側から窓、

廊下、そして部屋があるような間取りで、

日差しは一切入ってきません。

窓はもちろん引き違いの単ガラスで、

廊下と部屋の間に障子があり、

それでなんとか外と部屋を区切っていました。

基本、窓側の廊下は外でした。

廊下の端っこに風呂がついていて、

脱衣所はありません。

廊下で裸になり急いで風呂に入るという、、、

冬は地獄でした。

寝室は4.5畳ほどの小さな部屋で、

オイルヒーターを置きました。

これが、、、神がかり的な暖かさで

風が出るわけでもなく、輻射熱で部屋全体が暖められて、

寝室はこの家電がなかったらやばかったと思います。

プチリフォームをやってみた

とても古い家だったので、断熱なんてものは皆無

畳の隙間からは

髪が揺れるほどの風が入り込んでいたので、

リフォームやらなきゃ❗️と

リフォームをやってみました❗️

まず、空き家の持ち主は実家の両親だったので、

人が住む、となった時に植木を取り除いて

40万で一面コンクリートの駐車場を作りました。

玄関前には簡単な駐輪場も作ってありました。

私が住む前には、親戚のおじさんも住んでおり

ホームセンターで色々買い揃えて

南側の庭には、廊下の窓を開けるとサンルーム、

玄関前の駐輪場も作ってありました。

そして、私達家族が住む時に

ちょっとしたリフォームをしました。

実家御用達の業者に頼み、

①床のベコベコを直す
②玄関前の駐輪場の柱を移動して駐車場にする
③サンルームの補強(波板プラダン)

などをお願いして、15万程度かかりました。

相見積もりも何もしなかったので、

高かったかもしれません。

そして、庭にも人工芝や砂利を敷いたり、

ちょっとした断熱リフォームなどは

自分でやりました。

まだまだ知識が足りなくて、

結構テキトーな感じでしたが、

今では愛用しているプラダ

初めて買ったのもこの頃です。

窓に立て掛けるだけで全然違うという声を信じて、

窓に立て掛けました。

お風呂の窓には、ビニールのカーテンをして

畳の隙間には100均の隙間テープを敷き詰めました。

体感で暖かくなったか?

と聞かれるとまったくわかりませんが笑

やらないよりはマシだったと思います❗️

今ではプラダを愛用しています↓

nemikky.hatenablog.com
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ご近所付き合い

ご近所には若い人は住んでおらず、

おじいちゃん、おばあちゃんばかりでした。

子供が産まれる前から

色々とよくしてもらいましたが、

子供が産まれてからは、

子供をとても可愛がってもらいました。

一緒にお散歩したり、縄跳びしたり、

お菓子をもらったり🍘

人数も少ない地区だったので、

班長もすぐにやることになり、

地区の班長も初めての経験だったので、

分からないことも色々と教えてもらいました。

とても濃いご近所付き合いだったなぁと思います。

空き家の解体

思い出のたくさん詰まった家を、

新しく家を買ったので出て行く事になりました。

広くて新しい家が待ってるのですが、

どこか寂しいような気持ちでした。

ご近所さんにもご挨拶をして、

またきっと会えるよと言ってもらえました。

あれから5年。

花火大会の時は空き家の駐輪場を

たまに借りてました。

様子を見ると

ご近所さんももういなくなった方もいました。

すごく良くしてもらった方にたまたま会えて

ご挨拶できた時はとても嬉しかった🎵

そんな思い出深い家でしたが、

ついにお別れの時が。

屋根も台風で壊れていて、庭の草もボーボーで

管理もできなくなってきたため、

解体をする事になりました。

解体費用は120万でした。

解体費用は自治体にもよりますが、

古い家だと補助金が出ます。

助成金|解体費用助成金|都道府県別 | 【公式】解体サポート


昔ながらの住宅で、

駐輪スペースのない家が多かったので

近所の方からの提案で

残った土地は近所の方に月に3000円で

駐車場として貸すことになりました。

空き家に住むためには

空き家に住んでみて感じたことは、

耐震、断熱リフォームが必要だと感じました。

一生住むなら絶対にやった方がいいです❗️

これも自治体によっては

耐震リフォームの補助金を出してくれます。

今は地震も増えてきてるし、

川の増水での被害なども増えていて

こはちゃんと考えるところだなと思います。

まとめ

空き家だった家に私達家族が住み、

また、新しい家に引っ越して

家ってただ住むだけじゃないんだなぁと

しみじみ感じることが出来ました。

新しい家を建てる時に考えたのは、

家族が快適に過ごせる家

万が一の地震や災害が起きた時に

家族の命を守る家

そして、将来を考えた家

子供たちが孫を連れて帰ってきた時には

どこの部屋に泊めようかな?

近所にはどこに遊びに行こうかな?なんてことを

考えながら家づくりをしました。

そして今、5年住んでみて、

間取りや収納などでまだまだ課題も山ほどあり

リフォームしたいなぁと思うところも

たくさんありますが、

家族にしっかり愛されてる家です。

そして、今では解体された4年住んだ家は

最後まで愛されて幸せだったろうな❗️

としみじみ思っています‼️


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